アリヤギャラリーペルシャ絨毯専門店 大阪

ペルシャ絨毯少々訳あり商品

少々訳あり商品について?

最高級の手織りの敷物として世界的に有名なペルシャ絨毯。ペルシャ絨毯を作る作業は全て手作業で行われ、製作には62の職業が関わると言われるほど、多くの過程を経て完成します。素材の手配、デザイン画、織る道具の手配、織り(結び)、織り(結び)が終わってからの作業…丁寧に人の手で作られるからこそ、様々な過程でミスが発生する事もあります。当店の訳ありのコーナーでご覧頂けます商品は、全て本当に少しだけの手織りゆえの問題があるのみで、ペルシャ絨毯の品質としては全くの問題がございません。現地イランのバザールでも買えない価格で、世界最高品質のペルシャ絨毯を安くお買い上げできます。

 

 

 

どんな「訳あり」?

まず織るときによく発生する問題としては主に、織り目のほんの小さなズレといった、デザイン上の不正確さです。これらは専門家にしか分からないような、肉眼で見る事が難しい小さなものがほとんどです。当社は仕入れの際に数人の専門家により商品をきちんとチェックするため、当社の通常の商品にこのようなミスがあるものはほとんどありません。

また織るときに次によく発生する問題としては、職人の不注意や結びの際に入れる微妙な力の差で、絨毯の上と下の幅が数センチ(1-3cm)違ってしまう、というものです。このような微妙な上下の幅の違いは、絨毯を織り終わって洗う際にもよく発生します。(絨毯に使われているコットン(綿)の横糸が洗う事により縮んでしまうため。)当社は絨毯をバザールではなく、直接に織っている職人さんから仕入れし、自分の工場で出荷前に洗いますので、このような洗う事による上下の幅の問題がたまに発生することがあります。

織りと織り後の過程以外で発生する問題は、すぐに見つけて簡単に修正することができますが、織り(結び)の途中や織り終わった後で見つかるものは、例えとても小さいものでも修正を施す事は大変難しく、費用もかかります。そのような絨毯にさらに費用をかけて修正し売値が上がってしまうよりも、そのまま輸入して安く販売する方がお客様にも喜んでいただけると思い、当社ではそのような製品を修正せずにそのまま販売しております。

また、日本国内では、当社のような専門家知識をあまり持たない業者や小売店も多く、このような幅違いや小さな織りのズレといった訳ありの絨毯をそのまま正規製品としてお客様に販売することをよくみかけます。当社はペルシャ絨毯の専門家として、完璧な商品をお客様にご紹介するという当社のプライドをかけ、例えどんなに細かい事でもお客様にきちんとご説明し、お客様に納得ご安心した上でご購入頂いております。

専門店としてのプライド

ペルシャ絨毯は全て手作業で長い時間(数ヶ月から数年)をかけて作られますので、作る過程において小さなミスが発生するのは仕方のないことです。ある程度の受け入れられるミスであれば、逆に手織りのものとして味がある、とペルシャ絨毯がお好きの方からはよく言っていただきます。

当社は卸販売企業ですので、年間600-700枚のペルシャ絨毯を現地から輸入販売しております。その全体量のうち数枚の商品に幅違いや不正確なデザインといった小さな問題が発生しますので当社はそのような商品を正規製品としては扱わず、訳あり商品としてお客様に正直にお伝えした上でお安く販売しております。

当店の訳ありコーナーの絨毯は、全て手織りの高品質なペルシャ絨毯です。とてもお安い価格でもご安心してお買い上げいただけます。長い時間大事にお使いください。