アリヤギャラリーペルシャ絨毯専門店 大阪

絨毯だけが持つ表現法

絨毯染色

ペルシャ絨毯といえば、まずは糸の材料と絨毯がらで購入時に選択される人も多いのではないでしょうか?
ペルシャ絨毯の色彩はそれぞれ意味をもたらしていて、柄のみではなくデザインを施す人の意思も込められている素敵な絨毯なのです。
では一体、どの様な色にどの様な意味が込められ、材料は一体どの様にして選ばれているのでしょうか?
 

 絨毯の色の持つ意味

絨毯の色の意味はこの様に実は表現されているのです。知っておくと、さらにペルシャ絨毯への愛着が湧いてきますよね?

青:真実を意味する空・海が表されています。青色は天国の色とも言われています。
赤:健康と喜びを表現している太陽と言う意味があります。
ローズピンク:神の英和を意味するとして「知恵」の意味が込められています。
オレンジ:大地の色オレンジ。信仰心と愛国心を表現する色です。
白:平穏を表しています。
緑:預言者の上着に着用されている色でもあり、マホメッドの旗の色でもあります。不滅という意味が表現されています。

染色には2千年以上も前から使用されている天然素材があります。その中でもコチニール、茜、紅花、ウコン、ぶどうの葉などが有名です。ぶどうの葉は和裁でも有名な素材でよく利用されてきている素材です。紅花は、赤も黄色も表現できる材料で、私たちの生活の中でも天然染めにチャレンジしやすい素材です。
いらなくなったガーゼなど捨てずに、リサイクルされてみてはいかがでしょうか?


 紅花染め

是非ご自宅で試していただきたい紅花染め。難しい様に見えてさほど難易度が高いわけでもありませんので、是非チャレンジしてみてください。

01:紅花の花びらを摘み、水洗いをします。
02:軽く絞って、ビニール袋の中へ入れ密封しておきます。
03:1日於いたら取り出して、すり鉢で潰していきます。
04:すりつぶした花を銭状にし、1週間から10日風通しの良い場所へ干します。染める量と同量のものが必要になりますので、この段階で少ないと思った場合には足してください。
05:1種間から10日後、木綿の袋に入れて水分を最後まで抜き取ります。
06:半日ほどすると絞り出した水が黄色く変色してきます。コレが染料となります。
07:再び水を取り替えて5時間から6時間ほど漬け込みます。コレをまたもみながら絞り出します。これの繰り返しです。
08:薬局で市販している炭酸カリの8%溶液に先ほどの袋を漬け込みます。
09:10分毎にもみ出し、30分後に絞ります。そしてまた新しい炭酸カリを入れ、工程を繰り返していきます。
10:3回ほどこの工程を繰り返し、一つにまとめて染色用の液が出来上がります。
11:染めたい素材を水につけて、軽く絞っておきます。そして、先ほどの染料に浸していきます。
12:5分ほどしたら、クエン酸10%溶液を湯呑み一杯分作り、少しづつ染めている素材を抜き取りながら足していきます。この工程をクエン酸がなくなるまで続けていきます。
13:放置しないで、時々軽く動かしながら染めていきます。
14:赤色の液が黄色へと変色してきたら素材を取り出します。その後改めて、クエン酸10%溶液を湯呑み一杯分作り、締めに浸しておきます。

素材を取り出し水洗意をしたら陰干しして出来上がりです。


あの大きな絨毯へ使用するだけの紅花、想像してみてください。素晴らしい手作業であることが理解できます。

自宅へいる時間が長い今、是非チャレンジしていただきたい紅花染めでした。

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