WELL認証

前回サステナブルのお話をさせていただきましたが、今回はWELL認証のお話を少し。

ペルシャ絨毯が環境に優しいというお話で、今回もまた人間の健康の視点で評価や認証が行われるWELL認証（WELL Building Standard^TM ）にもペルシャ絨毯は絡んできます。
このオフィス空間の評価基準WELL Building Standard^TM は２０１４年に米国で活動が始められ、日本国内では５件認証を受けています。

人間の健康に良いとされているものだけが認証されていきますので、その評価の項目も２２５項目に上ります。これだけの項目をクリアしたものが５件も日本国内に存在するのは素晴らしいことですね。

WELL認証のコンセプトとしては、空気、水、食物、光、運動、温熱快適性、音、材料、心、コミュニティで構成されています。建築物の評価としては、省エネ性能や環境を考慮したLEEDやCASBEEなどが有名ですが、最近ではこのWELL認証が重要視され始めています。認証される項目は、建築物そのもののみではなく、内部の空間も組み込まれています。内部空間の中には、中で口に含むドリンクや食べ物まで全て項目に当てはまります。健康とウェルネスに特化した街全てを評価するプログラムで、新しいベンチマークのあり方であるといえます。

あるところでは、会社の中に瞑想室などが設けられていたり、照明をあえて利用しないなど様々な工夫がされているようです。

WELL認証とペルシャ絨毯 

 サステナブルインテリアの材料として、世界中で活用されているペルシャ絨毯ですが、ここでもまた天然素材の絨毯は注目され始めています。

WELl認証を目指している企業の応接間などでも、環境に優しい絨毯を計算に入れているところが多く、高級ホテルのみがペルシャ絨毯を使用しているわけではないようです。
なぜなら、ペルシャ絨毯の息は長く、５０年使用する事を考えると手が届かないといわけではないからと思われている人もいます。WELL認証の項目である、空気、水、光、快適性などサステナブル絨毯であるペルシャ絨毯はこれからますます人気が出てくるインテリア品であると囁かれています。

 空気、水、光、快適性

絨毯の製造に空気を汚染せず、小さな子供が寝転がっても害のない絨毯、それがペルシャ絨毯です。染色には天然素材を利用してますので、汚染水が流出することもなく、また購入後のお手入れも難しいものではなく、余計な化学物質を使用しなくてもきれいに普段の生活の中で利用できます。

様々な色合いで、目を明るく持っていってくれるので気分も明るくなり、またラグジュアリーな気分で生活に潤いも出てくるのではないでしょうか？
快適な生活の中に置いておきたいのは、やはり環境に優しいものに囲まれてこそであると最近あらゆるサイトで記載されてきています。