中国や韓国に旧正月がある様に、イランもお正月は日本の春分の日にやってきます。ですので、日本でお祝いしている1月1日は、イランでは普段と変わらない生活をしています。 例年日本の春分の日と同じ日に行われ、秒単位で細かく計算されて年が明けていきます。日本国内においても、イラン・イスラム共和国の大使館では盛大にパーティが開催されています。 日本と同様、大掃除の習慣もあり、正月(ノウルーズ)の1週間前より新年に向けて準備が始まります。この大掃除ではカーペットをはじめ隅から隅まで綺麗に掃除を行います。 お正月 キーワードは「S」 イランではお正月に「S」がつくものが縁起が良いとされています。ペルシャ語では"7つのハフト・スィーン((Haft Sīn:7つのS)"と呼ばれており、り...
世界三大遺産と呼ばれている金と宝石、そしてペルシャ絨毯。なぜ、それほどまでに資産価値があると言われているのかご存知でしょうか? ペルシャ絨毯は海外ではオークション会場にもお目見えしている、非常に価値があるものとして認められています。日本では、価値のあるインテリア用品の一つとして捉えられていますが、海外ではペルシャ絨毯が敷き詰められているお宅は、一目置かれている存在であるといえます。 一言でペルシャ絨毯という括りで販売されているところもありますが、本来ペルシャ絨毯とは一つ一つ時間をかけて織りあげられた、天然染めハンドメイドのカーペットを指します。高級絨毯と言われるものは多々存在しますが、一体ペルシャ絨毯と何が違うのでしょうか? 資産価値のある絨毯 資産価値のあるペルシャ...
ペルシャ絨毯と共に、この際思いっきり部屋を模様替えしてみたいあなたに3つのアイデアがあります。一つ目は、アンティーク家具で部屋の中全体の印象を変えてみる、もう一つはオーダーメイドで世界にたった一つの自分だけの家具を絨毯と共に長く愛用する、一戸建ての人であればリノベーションをかけてしまう。どれも部屋全体の印象がガラッと変わってしまう方法ですが、イメチェンという意味ではかなり本気の取り組みです。 本気で取り組んだ分だけ、家を引越ししたかのような気分にまでさせてくれることは間違いありません。アリヤギャラリーが所在する街には、素敵な家具屋さんがたくさんあります。絨毯を選ばれる際に参考になるようなお店が多く、ペルシャ絨毯のように長く使用しようと思えばできてしまうような、そんな家具屋さんが多いのです。 ...
大阪名物串カツは、東京でいう串揚げのことと全く同じです。 家庭の味串カツは、関西のまち至る所にお店を見かけるほどソウルフードとして親しまれています。一言で串カツと言ってもその種類は何十種類にも上り、最近では卵でもうずらの卵のみでなく、おでんで食するような味付きの卵が利用されていることもあります。 串カツの掟 串カツといえばこの言葉、カウンターのおばちゃんから「2度漬け禁止やで!」と言われるのを連想するのではないでしょうか? 関東地方でも、関西出身の店主であれば店内に必ずと言って良いほどこの張り紙がされています。 串カツのソースは、毎日破棄するものではなく足して、足して味が出てくるようなもので、そのため最近の繁殖を防ぐために当初はこのように言われていましたが、最近では観光者目的で使...
イラン産業とCOVID-19- コロナウィルスが世界中を襲い、各国の製造業は悲鳴をあげています。 イランにおいては、経済制裁の真只中に起こってしまった悲劇ともいえます。 イラン産業とは? 経済政策に対するイランの環境とは? 保険においては惜しみなく積極的に参加しているイラン。どうやら光が見え隠れしているようです イラン産業 砂漠の国と呼ばれているイランの首都テヘランには、高原が広がり、また地方によっては砂漠であったり雪山であったりするところもあります。また、カスピ海沿岸地方では、水田があり稲作も盛んでとても魅力的な国です。 日本の高度経済成長を支えたのは、イランの石油であるというほど日本とは親交があり、また、国民性も似ているところがあるといわれています。例えば、日本でいう「お疲れ様です」など...
伝統工芸品とユネスコ イランの伝統的工芸品の一つである、ペルシャ絨毯に纏わるある儀式がユネスコ文化遺産へ登録されたのはご存知でしょうか? 世界遺産への登録基準は厳しく、大きく分けて文化遺産、自然遺産、複合遺産に分かれ、その中の文化遺産で無形文化遺産へ登録されました。 無形文化遺産へ登録された、儀式とは一体何なのでしょうか? ユネスコ無形文化遺産の儀式 ペルシャ語で絨毯洗いと呼ばれている儀式、「ガーリシュヤーン」が世界遺産として登録されました。これは宗教にまつわる絨毯洗いの儀式で、毎年10月の選ばれた金曜日、イラン歴の7月第二金曜日にイランの中部にあるカーシャーンで行われます。 カーシャーンとその近郊の人々は、遥か昔よりイスラム予言者であるムハンマドールを敬愛しており、絨毯の街、カーシャーンは...
え?それ絨毯なの? 綺麗に額縁に入れられ、ベッドルームに装飾されていたら・・・ とても絨毯とは思えないペルシャ絨毯は、タリーズ産ウール&シルクの手織のタペストリー, とても幻想的な絵で、そのまま月までどこまでも走って行けそうな綺麗な絵は、イランで有名な <Mahmoud Farshchian>氏の絵画を追った絨毯となります。 Mahmoud Farshchian氏はイランでも有名なだけあって、流石の絵の美しさです。そればかりでなく、この絵を絨毯に落とし込んだ技術は、とても繊細な腕の良い職人でなければできないということが、それだけで飾っていて心を優雅にさせてくれます。 タペストリーと言っても、肉厚が6ミリ〜7ミリありますので、もちろん絨毯としても使用可。 これほど綺麗な仕上...